• Les 芦屋

建築は楽しい、
とりわけ住宅は。

1軒の住宅の設計は、一つの出会いとお付き合いの始まりです。
住み手は、これまでの生活体験や住み方を分母に、豊かな夢を描きます。
それに対して、作り手の私たちは、分子の様な役目です。

住む人の夢と作り手の技術+知識の数式

つまり・・・
住み手の夢、分母を十分に把握して、分子の役目は、
技術と経験で得た知識、形・色・音や香りを加えて、分子を大きくさせることです。
結果は、夢が2倍、3倍と大きく実現します。
お互いの生きざまが交錯して、夢はしっかり大地に根付き、
住む側にも作る側にも、世界で唯一の暮らしの場として結実します。
ゆえに・・・住宅建築は、住み手が夢を大きく膨らませることを
提供できる楽しい仕事であると考えています。

代表 古田義弘について

芦屋の地で、設計の仕事を始めて40年近くなります。生まれ育った場所で、大好きな住宅づくりを続けて来ました。施主様に恵まれ、幾つもの作品を熟してきました。約、一世紀にもなる阪神間の豊かな住環境ですが、先の震災や世代交代によって、細分化が進み変化してきました。
美しい緑が無くなり、容相が変わっていきました。失われていく住まいの環境を注意深く見極めながら家族の「夢」「想い」に様々な解答を形にしました。
例えば、狭小地の住まい・・・
住み重ねる多世代の住まい・・・など
与えられた環境を把握し、経験に裏付けされた様々な創意工夫と努力こそ住み手にとって、最適な空間を提供できるといつも心がけています。